施設からのお知らせ
施設からのメッセージ
自立訓練担当課長 中谷 繁雄
- 当施設は、広島市総合リハビリテーションセンターの社会的リハビリテーション部門を担当する障害者支援施設として平成20年(2008年)4月1日に開設しました。以来、主に病気や事故で身体に障害が残り身体障害者手帳の交付を受けられた方で、病院での医学的なリハビリテーション終了後、家庭や仕事に復帰されるに際して不安や心配がある方に対し、障害者総合支援法に基づく障害福祉サービスの一つである“自立訓練(機能訓練)”を提供する広島市内唯一の施設として、地域における障害者の自立支援に真摯に取り組んでいます。
- これまで蓄積してきたノウハウや支援実績を基に訓練プログラムの見直し等を行い、さらなるサービスの向上を図るとともに、広島市立リハビリテーション病院及び広島市身体障害者更生相談所と連携し、一貫したリハビリテーションサービスの提供及び地域リハビリテーションの推進等に、引き続き積極的に取り組んでまいります。
- 当施設でのリハビリテーションは、病院のように機能回復に向けてセラピストがマンツーマンで提供するのではなく、病院で回復された身体機能を上手に活かして、できる限り自立した生活を送っていただけるよう、グループ単位で訓練プログラムを提供するものです。訓練内容としては、体力向上や各種身体動作の訓練に加えて、病院や介護保険サービスのリハビリテーション等ではあまりみかけないパソコン操作訓練や調理訓練、あるいは花壇・菜園スペースを利用した園芸療法など、多彩なメニューを用意しています。
- 障害があると、病院を退院された後、自宅に引きこもりがちになる方が多いようです。当施設をご利用いただければ、自宅から当施設に通っていただくこと自体がとても効果的なリハビリテーションとなります(通所が難しい方は、入所してのご利用もできます。)し、また、訓練していただきながら、同様の障害をお持ちの方々の取り組みを参考にされたり、他の利用者の方々と交流されたりすることも、訓練をするのと同じくらい大きな意味があり、大切なことだと考えています。
- 当施設のある“広島市総合リハビリテーションセンター”は、緑豊かな西風新都に立地し、閑静な住宅地や公園などに囲まれた広い敷地、端正で機能的な建物、美しい植栽等を有しており、利用者の方々が人生の新たなスタートに向けた準備をするにふさわしい場所です。
皆さまの積極的なご利用をお待ちしています!