リハビリ施設は整っていますか?
広いリハビリテーションスペースを確保しているのはもちろんのこと、リハビリスタッフも十分な数を確保しており、患者様一人ひとりに対して、退院後の生活を想定し、必要な動作をマンツーマンで治療、訓練、支援いたします。当院は厚生労働省が定めたリハビリテーション施設での最高基準(脳血管リハビリI基準、運動器リハビリI基準)を取得しています。また、切れ目のないリハビリを実現するために365日リハビリテーションも実施しています。また、最近は言語療法士の増員にともない外来での言語療法にも力を入れています。
医療機器としては、放射線科関係では、一般レントゲン撮影装置やCTスキャン,嚥下造影専用の透視は当然のことながら、3テスラMRIも装備しております。MRIを装備した回復期リハビリ病院は全国的に見ても稀と思われますが、入院患者さんの多くが脳や脊髄の疾患の患者さんであることから非常に有用な武器となっています。
臨床検査部門としては心電図、脳波、超音波検査(ベテラン検査技師により心臓、腹部、頚動および下肢の血管系のすべての超音波検査が可能です)を装備している他、筋電図や神経伝達速度などの神経生理検査も可能です。リハビリ専門病院でありながら、心臓や血管系の超音波検査が院内で可能なことは、心不全や深部静脈血栓症(肺塞栓の原因となる)を早期に発見することにもつながり、患者様に重篤な合併症が起こるのを未然に防ぐ観点からも非常に有用な検査となっています。
看護部では、感染対策委員会、栄養管理委員会、褥瘡対策委員会、リスクマネイジメント委員会など種々の院内委員会活動に励んでいます。また、複数の認定看護師を配し、看護現場において看護技術の実践・指導・相談を行い、看護技術の向上に努めています。