認定看護師
当院の認定看護師を紹介します。
認定看護師は、熟練した看護技術と知識を用いて、看護現場において実践・指導・相談を行います。
摂食・嚥下障害看護認定看護師
川端 直子 看護師 平成22年度取得
脳卒中や加齢などの原因で、口から食べることが難しくなる状態になる場合があります。誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)や窒息、低栄養や脱水などの合併は、生命の危機を起こしやすいといわれています。私たちは対象者の方の安全を保ち、最適な食事の行動や食事環境を考えながら、口から食べるための看護を提供させていただいています。また、退院後の生活についても考慮しながら、食事に関する様々な情報提供や指導などを行っています。今後も看護チームをはじめ他の医療・介護スタッフと協力しながら、口から食べるための看護の充実を目指しています。
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師
山根 ゆかり 看護師 平成24年度取得
脳卒中の発症により、障害を抱えての生活を余儀なくされた患者・ご家族の皆様が『その人らしい生活』に戻れる事を目標に看護します。そのために、多職種と連携し早期から生活場面でのリハビリテーション看護が実践できるように努め、退院後も継続できるリハビリテーションを一緒に考えていきます。また、高次脳機能障害は目に見えにくい障害ともいわれていますが、日常生活に及ぼす影響を予測しながら、生活を再構築するためのケアを実践していきます。また、脳卒中の発症・再発予防のための健康管理が継続できるよう患者・ご家族の皆様と一緒に考えた指導を目指します。
皮膚・排泄ケア認定看護師
倉本 美和 看護師 平成26年度取得
ストーマの造設や褥瘡(床ずれ)、創傷によって生じる問題や、失禁などの排泄ケア全般に問題を持つ患者の皆様・ご家族が安心して快適に過ごせるように、ケアの実践と看護師の指導を積極的に行っています。 平成28年度からは「歩くためのフットケア」をテーマに、外来患者様を対象としてフットケア外来を担当しております。たこやうおのめ、巻き爪などにお困りの患者様にフットケアを行うことで、苦痛を取り除き歩きやすくなるためのお手伝いをしています。
認知症看護認定看護師
伊東 有美子 看護師 平成28年度取得
「認知症」と聞いて皆さんはどんなイメージをもたれるでしょうか。脳の機能障害により日常生活に支障を来した状態が「認知症」と言われています。日常生活に支障が生じている状態であっても、心地良くまたその人らしく過ごせるよう、少しでもお力になれたらと思います。また、認知症者を介護する方の負担も大きいため、介護する方の力にもなれたらと思っています。研修での学びを大切にしながら、自分の中にある「認知症看護」をどのように他者へ伝えていくか、実践を通して取り組んでいきたいと思います。
感染管理認定看護師
白井 亜紀 看護師 令和4年度取得
感染管理認定看護師は、患者さんやご家族、病院で働く職員など、当院に関わるすべての人々を医療関連感染から守ることを目的に活動を行っています。主な活動は、感染対策マニュアルの作成・改定、新人職員オリエンテーション、医療関連感染サーベイランス、定期的なラウンド、アウトブレイク時の介入です。感染対策の基本は手指衛生です。院内の感染予防のために正しいタイミングでの手指衛生をお願いしています。感染対策は日々の積み重ねです。小さなことからコツコツと患者さんやご家族、職員など病院に関わる全ての方々に安全な医療と安心な環境の提供ができるよう取り組んでまいります。
その他専門性の高い資格
回復期リハビリテーション看護師
日高 夕子 看護師 平成25年度取得(回復期病棟協会認定)
梶本 沙希子 看護師 令和5年度取得(回復期病棟協会認定)
回復期リハビリテーション病棟協会が掲げる「ケア10項目宣言」をより多く「できている」といえるよう日々のケアの質向上に取り組んでいます。 看護師が多職種と協働し、回復期リハビリテーション看護が楽しい、やり甲斐があると思えるような職場づくりを目指し、ケアの質向上につながるよう日々活動しています。