栄養部門
理念
『安全(食事形態を調整)で美味しい給食の提供に努めます』
『在宅復帰を支援する栄養食事相談を実施します』
役割
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- 1日3度の食事は、患者・利用者さんの当院及び当施設での生活における楽しみの一つであるとともに、リハビリテーションの一環でもあると考えております。管理栄養士は、食堂の訪問等による患者・利用者さんとのコミュニケーションを大切にし、日々、安心して楽しく食事を召し上がっていただけるよう努めています。
- リハビリテーション病院では、医師による指示の下、治療の一環として、患者さんの症状(糖尿病、嚥下障害等)に合わせた食事・栄養面のサポートを行っています。
- 病棟専属に配置している管理栄養士は、平日昼食のミールラウンドにより喫食量を把握しており、迅速な食事調整・栄養食事相談につなげています。
- 摂食・嚥下障害、低栄養・食欲不振の患者さんの栄養状態を改善するために、NST(栄養サポートチーム)を編成しており、管理栄養士もNSTの一員として、患者さんの栄養状態改善に努めています。
- 栄養食事相談は、患者さんが自宅復帰された後も継続して実践していただける内容を心掛けています。例えば、とろみ調整食品を使用し、飲み込みやすい水分の粘度を実際に調整(濃い・中間・薄い段階に分類)したり、適切な食形態を作るコツ等もご本人だけでなくご家族も交えて説明を行っています。退院時には、入院中の栄養管理情報を作成し提供します。また、予約制にて、退院後の外来受診で栄養食事相談を実施しています。
- 管理栄養士は、栄養・病態の知識を得るため、積極的に研修会・学会に参加し自己研鑽に励んでいます。(NST専門療法士取得2名)
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食事内容
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- 食事形態は、日本摂食・嚥下リハビリテーション学会 嚥下調整食分類2021に基づき準備しています。
- 食事形態一覧
- 水分のとろみ