外来訪問部門
外来リハビリテーション
当院の外来リハビリテーションは、在宅生活を送りながら通院可能な方に対して提供するリハビリテーションです。日常生活・社会生活をより円滑に行えることを目的とし、理学療法、作業療法、言語聴覚療法の必要のある方を対象に、個別の到達可能な目標設定を行い、リハビリテーションを実施します。
対象
1 脳血管障害や運動器疾患を有する方
2 神経難病の方
3 摂食・嚥下障害の方
4 介護保険対象外の若年者,また介護保険対象でも介護保険によるリハビリを受けられない状況にある方
当院の外来リハビリテーションは専属のスタッフが利用者さまひとりひとりの状態に応じて、退院後の支援を継続して行います。リハビリの内容は心身機能の評価や生活状況の確認を行い、身体機能訓練,生活動作や家事動作練習、さらには学業や復職に向けての練習も実施します。そして家族指導を交えた動作練習、ご家族のコミュニケーション支援の方法の相談,助言もおこなっています。さらに外来リハビリ終了後もご自身でリハビリを継続できるよう自主訓練の提案も行っています。リハビリの実施に当たっては多職種で利用者さまの情報共有を図りより良いリハビリが提供できる体制づくりをしています。
訪問リハビリテーション
当院を退院した患者さまに対して、自宅退院後の生活環境に早く適応できるように移行支援として1か月程度、週1回の頻度を目安に行っているサービスです。
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が患者さまの状態に応じて連携して自宅に訪問し、実際の生活環境で、動作確認や指導助言を行うとともに、介助されるご家族にも指導助言としての支援を行います。
ケアマネジャーなどの自宅生活を支える専門職種と連携し、必要に応じて生活環境や福祉用具の提案もさせていただきます。